仕様：83年製Squier by fender SST-55のボディです。
ネックデイトは83年2月25日になっていたので、そのあたりの製造ボディです。
JVシリアル期のフジゲン製ボディで、SquierのVitage系モデルの中ではメタリックカラーが使用された最上位モデルになります。
またネックポケットにはDスタンプが押されており、これはグレードを示すスタンプの様で、Aが115、Bが85、Cが65、DがSquierの50、55の様です。
恐らく組み込みの時のパーツの組間違い防止のために打たれたものだと思います。
構造はアルダー3ピースなので65モデルと違いはありません。
ネックは1ピースメイプルネックが装着されておりまして、57年モデルということでピックガードは8点止めに対応しています。
製造は造りからもわかりますがフジゲン製です。

スペックは
材はアルダー3ピース。
スケールはレギュラースケール(648mm)つばなし21フレット対応。
ネックポケットはラウンド形状。
PUザグリは3シングル。
ブリッジは6点止めシンクロ対応です。
ビス間のピッチは元々んのシンクロ用は11.2mmですが、ロック式ブリッジ装着のために直付けのスタッド穴が開いています。
ちなみにロック式ブリッジスタッドのピッチはFloyd Rose対応の74mmです。
カラーはキャンディアップルレッド。
サイズ：ネックポケットのサイズは幅56.9mm、深さ16.2mmです。 コンディション：この手のボディにしては使用感は少なめで、シンクロブリッジの取り付け部位に塗装剥げ、あとはボディ裏に写真にありますような擦れ、ボディサイドにひどくはないですが打痕がある程度です。
改造はロック式ブリッジ用にスタッド穴が前述のように開けられています。
送料：ゆうパックお手軽版100サイズ。
このJVシリアル期は今でこそいろいろと祭り上げられていますが、当時は時代背景もあって、普通のビンテージ系モデルがあまりかっこよく見えなかったということもあり、いろいろ改造されてしまった個体も多かろうと思います。
その中でもこちらはブリッジをフロイド化の改造程度なので、スタッド穴は塞がなければ隠れませんがシンクロも装着して普通に使用できます。
また外観の程度も良いので結構勧めできます。