インテリアの飾り物ではりません。写真の撮れるヴィンテージ　フィルムカメラです。 写真9と10が実際にこのカメラで撮った写真です。撮影したフィルムの密着焼きをスキャナーでスキャンしたもので、周りの黒い枠はネガの枠です。 カラーフィルムが少ない時期の製造品ですので、モノクロネガで古民家や子供の遊具を撮影しました。 ドイツのAfgaの６X９　フィルムカメラ　BOX 50で、1950年頃の製造です。 使用するフィルムは120フィルム（ブローニー）で、６ｘ９サイズの画像が8枚撮影できます。 かなり以前にドイツのハンブルクのカメラ店で購入しました。 レンズ：100㎜、f/8 絞り：８、１１、Yellow filter(1.1倍) シャッター：B、1/50 ３ｍから無限大まで固定焦点です。 大きさ：W 8.5cm X H 10.3cm X D 12.5cm(素人の計測ですが) 重さ：462g フィルムの装填はカメラの上面後方にある小さなノブを押し下げて背面のふたを開け、中のフィルムコーンを引き出して行います。（写真4） 絞りは８，１１，Yellow Filterの3段階に設定できます。（写真6） フィルム装填後巻き上げは背面にある赤い窓からフィルム番号を確認しながら行います。（写真7の左上） ファインダーは縦、横、両方にあります。ファインダーに見える像は左右逆になります。（写真７の右下） ISO25ぐらいのフィルムが多かった時代のカメラで、シャッター速度がBulbと1/50だけなので手振れに注意してください。 三脚のネジ穴は直径 1/4インチでデジカメ用と同じです。 70年前のものですので、外観は経年劣化はありますが比較的綺麗だと思います。 古いですが、オリジナルの紙箱もあります。 このAgfa BOX 50用ではありませんが、よく似たモデルの英文の取説のコピーがあるので、大まかな使い方はわかります。（写真8の右下） 古いカメラで経年劣化やスレ、細かなキズなどはあり、更に自宅で長期間保存していたのでご理解いただける方にお譲りします。