【商品内容】 ・写真の丸棒の内、いずれか1セットの価格です。 発送までにご指定があれば、下記①②③のいずれかお好きな物をお選び頂けます。特にご希望が無ければこちらで選んでお届けします。 写真左より①②③。 ①端が紅白の二色 ②端が紅青白の三色 ③ほぼ完全な赤一色 材名:花梨瘤 ※後述しますが、この名前で広く流通しているものの、実は「花梨材の瘤」ではありません。 一部で通称「マーカ」と呼ばれる材、実際は「アフゼリア」と言う材の瘤だと思われます。 学名:不明(恐らくAfzelia xylocarpa) 長さ:①②③400mm 径:①②③20mm 重さ:①83,85g②84,87g③87,87g 「花梨瘤」という名のとても美しく、人気の高い瘤材の丸棒をご紹介致します。 無数の妖しい目の様な瘤杢と、帯桃橙色～橙色の鮮烈な色合い、瘤材としては硬く安定している上に比較的大きな材が採れることから、装飾的な小物等への加工用に人気が高い材です。 余談ですが実はこの材、花梨瘤と言う名前で知られているにも関わらず、あの名高い銘木「花梨」とはまったく異なる別の材です。 「本物の花梨の瘤」は別に確かに存在しますが、出現確率とサイズが非常に限られており、希少。 その「本物の花梨の瘤」の丸棒ですが、1セットだけ本品と同時出品(※この1つ前の商品)しており、気になる違いについての詳しい解説はそちらでしております。木材に興味をお持ちの方へは興味深い内容かと思いますので、よろしければ併せてご一読下されば幸いです。 簡潔に、本材は本物の花梨瘤に比べ ・色が明るく ・軽く ・瘤杢がサイズ、密度共に大柄で ・香りがほとんどない と言う違いがあります。 商慣習上、このような紛らわしい名付けが横行しておりますが、花梨の瘤でないから偽物と言う訳ではなく、本花梨の瘤より劣ると言うことでも絶対にありません。ただ「違いがある」だけです。 銘木店での取り扱いも比較的多く、品質に対しての価格と入手難度が手頃で非常にコスパに優れる瘤材ですが、バチに応用した方は未だかなり少なく、丸棒は貴重だと思います。 繊維の流れがなく、砕けるような削り心地になる瘤材の中では硬すぎず、脆すぎず、加工難度が穏当なため迫力のある瘤材バチをお作りになられたい方へ、最初の1歩として特に本材を強くオススメ致します。